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2015年12月6日日曜日

本日の引用:毎日新聞12月4日朝刊

「わが国南部は伝統的なイスラム社会で、過激派はここに根を下ろせなかった。伝統的な共同体には人のつながりがあり、人々はイスラムを政治化することに強い違和感がある。過激派が生まれるのは匿名社会の都会であり、疎外の問題と密接にからんでいる」p.3

客員編集委員の西川恵氏による「金言」というコラムから。アルジェリアのエルハバルという新聞社のアリ・ジェリ社長にインタビューした際に得られたコメントだそうだ。

確かに都市生活は思想や宗教の過激化と親和性が高そうな気がする。ただイスラム圏とその他の地域では過激化の度合いが大きく異なるようにも思える。このテーマは今後も考えていきたい。