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2015年2月14日土曜日

本日の引用:日本経済新聞 大竹文雄・阪大教授インタビュー

「運動会の徒競争で順位を付けないといった競争を否定する教育を受けた人ほど互いに助け合わない」2014年12月27日付夕刊p.5

昔の記事だが、備忘のため引用。人間の能力は皆同じで、違いは努力の差に起因するため、困っている人がいても助けなくていいという考え方になるそうだ。

「『日本の幸福度』調査では、他の人の生活水準を意識する人ほど不幸だ、というデータが出ています。日本人はかなり上の人と比べてしまう。向上心は高まるかもしれないが、幸福感は下がる。米国人は同じか、もっと下を見るのでハッピーになりやすい」同ページ

以下に大竹氏の代表的な著作を挙げておく。そのうち読むつもり。

「日本の不平等-格差社会の幻想と未来」日本経済新聞社
http://www.nikkeibook.com/book_detail/13295/
「競争と公平感 市場経済の本当のメリット」中公新書
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2010/03/102045.html
「日本の幸福度 格差・労働・家族」編著 日本評論社
http://www.nippyo.co.jp/book/5362.html

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